ワインにやられています

ワインにはまってしまった

まさか自分がワインにはまる日が来るなんて、想像さえしていませんでした。

 

なんとなくワイン好きな人のイメージとしては、

  • かっこつけ
  • うんちく語りたがり
  • セレブ気取り

というようなネガティブな印象が強かったので、他人様からそういうふうに見られるのがイヤだったんです。

 

何よりも、「私の血はワインでできている」なんて言っちゃう女優さんと同類になりそうで、それが許せなかったんですね。

 

でも、美味しいワインを飲むのと、そういうことは全くの別物だということに気付いたなんです。

 

それもこれも、「自分のスタイルで美味しくいただけば良いんだよ」と教えてくれたソムリエさんがいたからです。

 

ワイン

 

そのソムリエさんは、「せっかく美味しいワインがあるんだから、それを知らずに生きていくのは寂しいことだよ」ということを、サラっと伝えてくれたんです。

 

押し付けがましくなく、いいかっこするわけでもなく。

 

それがきっかけで、ちょっとワインの世界を覗いてみるのも悪くないかなと感じたんですね。

 

そして、そのソムリエさんに薦めてもらった赤ワインが、本当に美味しくて、そこからはまってしまったのです。

 

もしそのワインが、出された料理と合わなかったり、美味しくても高価過ぎたとしたら、やっぱりワインは好きになれないと思っていたかもしれません。

 

つまり、人との出会いも重要なのと一緒で、ワインとの出会いも人生を変えるんだなと気付いたのです。

 

そのお店におとずれて、そのソムリエさんと出会い、その赤ワインを飲んだことはすべて運命だったんじゃないかと思えるくらいです。

 

大日如来さんの思し召し?なんてね。

 

フランスの神様は誰なんでしょ?ちょっとわからないですけど、少なくともワインの神様が私に「こちらも楽しいよ」と誘ってくれたのは、間違いないでしょうね。

 

これから死ぬまで(もしくは飲めなくなるまで)、ワインと一緒に人生を楽しんで行こうと考えていますけど、限られた時間の中で飲める量は決まっています。

 

なので、出会ったワインのすべてを自分の記憶にとどめていけるような、そんなお付き合いをしていきたいものですね。